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ショアジギングについて
ショアジギングは、メタルジグ等を使い岸からフィッシュイーターを狙う釣りです。魚を捕食しているフィッシュイーターが対象魚になります。使用するジグの質量、タックルの強さにより、ショアジギングの種類を分けています。但し、明確な定義はありません。一般的にショアジギングと呼ばれている釣りは、ライトショアジギングになります。以下、ライトショアジギングについてご紹介いたします。
カテゴリー | メタルジグ質量 | 対象魚 |
---|---|---|
スーパーライトショアジギング | ~20g | 小型青物、アジ、サバ、根魚等 |
ライトショアジギング | 20g~60g | 青物、ワラサ、タチウオ等 |
ショアジギング | 60g~ | 青物、キハダ、カツオ、シイラ等 |
対象魚
対象魚は様々で、ブリ(ツバス・ハマチ・メジロ)、カンパチ(シオ)、ヒラマサ等の青物、シイラ、サワラ(サゴシ)、太刀魚、シーバス、ヒラメマゴチ等です。
時期
秋が最も釣りやすい時期です。秋は、ベイトが岸近くまで接岸し周辺を回遊するっためです。
時間
餌となるベイトが活発に動く時間で、鳥等の天敵が少ないため良く釣れる時間帯は朝マズ目、夕マズ目です。夜明け、日没の前後1時間程度が目安です。青物は完全に暗くなると釣れにくくなります。
場所(ポイント)
ターゲットとなる青物等は潮通しの良い場所を回遊します。外洋に面している場所が多く、外洋に面した堤防、磯等が一般的です。
タックル
ロッド
質量のあるメタルジグ等を投げるため、しっかり振り抜いて投げられ、青物等のの引きにも負けないパワーがあるロッドが必要です。魚種や釣り場に合わせて適切なロッドは異なりますが、一般的には、長さ:9フィート以上、ルアー適合ウェイト:30g以上を扱えるロッドがおすすめです。
リール
ライトショアジギングは、シマノ製のリールであればはC3000番~C5000番、ダイワ製では3000~4000番前後(LTコンセプトはLT3000〜LT5000番)です。
ライン
ショアジギングではPEラインを使用します。1.2〜2号程度までのものが飛距離と強度のバランスが良くおすすめです。遠投、切れた時の事を考え、最低でも200m以上の長さがおすすめです。ラインを細くすると強度は下がりますが飛距離が伸びるため、風の影響が少ない、底を取りやすくなる等のメリットがあります。
リーダー
PEラインは擦れに弱いためPEの先にショックリーダーを約1m程度付けPEラインの弱点を補います。リーダーの太さはPEラインの太さの約4倍程度を目安にします。5〜10号(20lb~40lb)60cm以上の青物を狙う場合は、8号程度がおすすめです。リーダーの素材はフロロカーボンがおすすめです。強度的にフロロカーボンより劣るナイロンラインでは10号以上がおすすめです。
ルアー
メタルジグ
最も汎用性、使用頻度が高いのがメタルジグです。メタルジグは様々なタイプがあるため、フィールド、対象魚に合わせて選定してください。アクションは、メタルジグの種類により異なります。
鉄板バイブ
リールを巻くと小刻みにアクションします。巻くだけでアクションするのが特徴です。初心者におすすめのルアーです。
スピンテール
メタルジグのテールにブレードが付いていてフラッシングでアピールします。アクションは、ただ巻、リフト&フォール等になります。
釣り方(アクション)
- ただ巻
- ワンピッチジャーク
ただ巻
ルアーをただ巻くアクションです。コツは、ルアーの着底までの秒数を数え、自分が狙ったレンジをコントロールしながらただ巻することです。大まかに水深の表層、中層、ボトムにわけてただ巻します。ルアーを巻く速度、通すレンジを調整しヒットパターンを探します。
ワンピッチジャーク
リールのハンドルを1回転させる際に、ロッドを1度シャクるのがワンピッチジャークです。メタルジグを用いる際の基本アクションです。青物には早めのワンピッチジャークが有効ですが、タチウオなどにはゆったりとしたワンピッチジャークが有効です。ジャークのテンポやスピード、フォールとのバランスを調整しながら、その日のヒットパターンを探してください。
まとめ
いかがでしたか。今回は、ショアジギングについてご紹介させて頂きました。海のルアー釣りでは、シーバス、ヒラメ釣りが人気ですが、青物が狙えるショアジギングも人気です。是非、挑戦してみてください。