ヒラメをルアーで釣る場合のロッドの選び方が分からないという方も多いと思います。今回は、このロッド選びについて、長さ、硬さ、ルアーの重さ、価格・品質について解説しながらご紹介させて頂きます。
目次
選び方
近年ではヒラメ釣りがブームになり、サーフ、堤防等からヒラメ釣りを楽しむアングラーが増えています。これに伴い、釣り具メーカー各社から、様々なショアヒラメタックルが発売されています。是非、自分にあったロッドを見つけてみてください。ヒラメ用のロッドを選ぶ場合の注意点についてご紹介させて頂きます。選ぶ場合には、以下の4点に気を付けて選ぶ様にしてください。
- 長さ
- 硬さ
- 重さ
- 価格・品質
長さ
遠投できる長めのロッドがおすすめ
サーフ、大規模河川の河口等では、ヒラメがいるポイントが岸から遠いい場合があります。ヒラメが居るポイントにルアーを送り込むことができないと、思う様に釣果を上げることができません。ヒラメは時期により過ごす水深が変わります。多くの水深をカバーするためにもルアーの飛距離が重要になります。同じ力で同じ重さのルアーを遠くに飛ばすためには、より強い遠心力を得ることができる長いロッドが有効になります。従って、ヒラメ釣りに必要な長さはルアーロッドでは少し長めの10ft(フィート)以上の長さがおすすめです。
硬さ
ヒラメ用のロッド硬さは種類はML(ミディアムライト)、M(ミディアム)、MH(ミディアムハード)の3種類です。
テーパー
テーパーはロッドの曲がり方 (負荷をかけた際の、曲がる位置)の事を示す用語で、ティップ (竿先)部が曲がるファースト、竿のベリー (竿の胴)部が曲がるレギュラー、竿のバット(竿の持ち手付近)部が曲がるスローがあります。
硬さと・テーパー
従って、選ぶロッドのタイプは、硬さとテーパの種類で分類すると9種類になります。ヒラメ用のロッドとしては、硬さ:ミディアムライト テーパー:レギュラー、硬さ:ミディアム テーパー:ファースト、硬さ:ミディアムハード、テーパー:ファーストという3種類の組み合わせが一般的です。ロッドの素材は、軽量で頑丈なカーボン素材が主流です。使用されているカーボン素材によって、同じパワー (硬さ)やテーパー (曲がり方)の表記であってもロッドの曲がり方が異なります。ヒラメ用のロッドは、ロッド全体が弧を描くようにしなやかに曲がるのではなく、ロッドの一部分のみが曲がる設計になっているため、大型のヒラメを釣ることは問題ありません。しかし、しなやかさが求められる軽いルアーのキャストには向いていません。
- 硬さ:ミディアム テーパー:レギュラー
- ミディアム テーパー:ファースト
- 硬さ:ミディアムハード、テーパー:ファースト
- 20g以下のルアーを使う場合は、硬さ:ミディアムライト テーパー:レギュラー
- 20g~30gのルアーを使う場合は、硬さ:ミディアム テーパー:ファースト
- 30g以上のルアーを使う場合は、ミディアムハード、テーパー:ファースト
硬さ:ミディアムライト テーパー:レギュラー
20g以下の小型のルアーをよく使う場合は小さいルアーでヒラメを釣る場合に使います。小さいルアーはヒラメを食わせやすい場合が多く、それほど重いルアーで飛距離を飛ばさなくても釣れる場所ではこの種類がおすすめです。
硬さ:ミディアム テーパー:ファースト
20g~30gのルアーを使う場合はこの種類が最適です。このロッドがあれば、ほとんどのヒラメルアーを投げることができます。飛距離も十分に稼ぐことができるため、多くの人がヒラメ用として使用しているロッドです。激しいアクションを行っても、ロッドが衝撃を吸収し過ぎずアクションします。ファーストテーパーのヒラメロッドは、キャストすると、ティップ部の男性で弾く様にルアーが飛びます。
硬さ:ミディアムハード、テーパー:ファースト
30g以上のルアーを投げる場合に有効です。この種類は、重めのメタルジグ等を遠投する場合に使います。ルアーウェイトが重いため飛距離も出すことができます。ショアジギング等で使われるロッドはこのタイプです。硬さも固く、ティップ部の反発力も強いためあまり強くアクションさせるとルアーが大きく跳ね上がってしまう場合があります。意図してないのにヒラメの食うレンジを外してしまう場合があります。
重さ
一日中ルアーを投げ続けるロッドです。重いロッドだと一日投げ続けることが辛くなる場合があります。できるだけ軽量のロッドがおすすめです。
価格・品質
価格は素材と加工費が比例します。従って一般的には価格が高い物が高性能と考えて問題ありません。メーカについては、ダイワ、シマノの様な大手メーカの商品がおすすめです。大手メーカは規模が大きく、素材の購入費、加工費を抑えることができます。このため、小さい会社が発売しているロッドより、安くて良いものを買うことができます。迷ったら、大手メーカの商品がおすすめです。
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ロッド リール ライン ショックリーダー |
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まとめ
いかがでしたか。今回は、ヒラメ釣りに使うロッドの選び方についてご紹介させて頂きました。ヒラメを釣る場合、ロッドは常に使う道具です。釣りを快適にするためにも専用ロッドがおすすめです。是非、自分にあったロッドを見つけ、ヒラメ釣りを楽しんでください。