【ゲーリーヤマモト（Gary Yamamoto）】人気おすすめ【ランキング】

ゲーリーヤマモト（Gary Yamamoto）について

ゲーリーヤマモト（Gary Yamamoto）

ゲーリーヤマモト（Gary Yamamoto）さんについて

ゲーリーヤマモトはベトナム戦争後、ロスのコンピューターセールスマンとして働いていましたが、家族とともにアリゾナ北部のリゾートタウン、ペイジに引っ越し、キャンプ場を購入しました。ペイジは美しいリゾート地として、年間約400万人の観光客が訪れる場所です。ゲーリーはこの地で釣りに情熱を持ち、トーナメントに参加し始めました。彼は市場のルアーに不満を感じ、自らのルアーをカスタマイズする研究を始めました。彼のカスタムベイトは成功を収め、多くのトーナメントアングラーに人気となりました。最終的に彼はTwin T’s社を取得し、Gary Yamamoto Custom Baits（GYCB）を立ち上げました。

日本との関り

ゲーリーヤマモトは、Twin T’s社を買収した際、日本の釣具ディストリビューターのデータを手に入れました。新製品、4”グラブを日本のディストリビューターに提供したが、日本のアングラーには受け入れられず、返品の申し出があった。しかし、ゲーリーは日本を訪れ、河辺裕和氏や山下茂氏と出会い、日本の子会社を設立。彼は日本のバスフィッシングの発展に大きく寄与し、特にフィネスフィッシングの技術を紹介し普及させた。ゲーリーは日本でのトーナメント創設をサポートし、アメリカ製のバスボートを日本に持ち込み、その魅力を広めた。25年の間に、彼の貢献により日本のバスフィッシングは飛躍的に進化し、ゲーリーは日本で高く評価される存在となった。

アメリカ進出

ゲーリーは、日本での成功を収めた後、約2000年頃にGYCBをアメリカ市場に向けて展開しました。当時、会社の売上げの70％は日本市場から来ていました。アメリカ市場に進出する際、ゲーリーは売上や広告に焦点を当てず、アングラーがGYCB製品をどのように使用するかを教育する「草の根促進」を最も重要な目標として掲げました。彼はトーナメントに参加し、GYCBの特徴をアングラーたちに示しました。また、GYCBは教育の一環として雑誌やメールマガジンを発行し、製品の使い方を伝えました。この取り組みの結果、わずか8年間でゲーリーヤマモトとGYCB製品はアメリカのバスアングラーの間で非常に有名となり、高く評価されるようになりました。8年前にはアメリカ南西部の一部でしか知られていなかったGYCB製品が、短期間で全米に広がったのは驚異的です。

特長

高比重

水より重たく、密度が高い。

塩の含有量が非常に高い

業界で最も多くの塩を含有し、その製造方法は企業秘密とされています。

柔らかさ

他のワームよりも柔らかく、良いアクションを生み出します。

しょっぱい味

バスがバイトしたとき、”血の味”に錯覚すると言われており、これによりバスが長くバイトを継続するとされています。

自発的アクション

高比重のため、水中で自動的に動き、自然なアクションを発揮します。これは「オートマティックバイトを誘発する」と表現されることが多い。

ライブベイトと同じ比重の説

ゲーリーマテリアルは生命体と同じ比重になっているのではないかとの説があり、これが魚を騙す要因とされています。

デメリット

もろい

非常に柔らかく、良いアクションを取る一方で破れやすい。

フックが錆びる

高い塩分量のため、フックをつけたままにすると迅速に錆びる。

色移りしやすい

特定の色（チャート、白、アンバー、赤）は混ざると色が移る。一方で、これを利用して独自のカラーを作るテクニックもある。

劣化しやすい

水に触れると色が褪せやすく、長期保存にも向かない。しかし、色が薄れたワームがより効果的であるとの意見もある。