河川のシーバスを釣る場合、どの様な潮回りでポイントにエントリーすれば良いか知りたいという人も多いのではないでしょうか。今回は、河川でシーバスを釣る場合の潮についてご紹介させて頂きます。
目次
河川のシーバスについて
河川に遡上するシーバスは、ベイトを追って川を遡上します。河川に入ったシーバスが弱ったベイトを拾い食いする様なイメージを持たれる方もいらっしゃると思いますが、実際はベイトが元気に泳ぎ周ってる方がシーバスの活性が上がります。
下げ潮と上げ潮
結論から言うとシーバスを河川で釣る場合、下が潮がおすすめです。地合いは河川にもよりますが、最大で満潮から下げ止まりまでチャンスがあります。リバーシーバスの場合、満潮から下げ潮の時間帯が上げ潮に比べ釣果になりやすい傾向があります。上げ潮でも全く釣れない訳ではありませんが効率的に釣果をあげる場合は下げ潮がおすすめです。理由としては、下流への流れが強くなりシーバスの活性が上がるためだと考えられます。リバーシーバスの活性が上がる条件は、流れがある事とベイトが居る事です。そのためには、潮による流れ、ある程度の水量が必要です。また、少し濁りがあった方が条件的に良くなります。従って、夏場の渇水等で全体的に流れが緩い場合等はあまり釣れなくなります。
下げ潮
時間帯については、昼間、夜間ともに満潮からの下げ潮時時は地合いになりやすく。昼間は、水温25℃程度であればバイブレーション等でボトム周辺を攻めて釣れます。夜間は昼間よりも条件が良くベイトが居る場所であれば釣果を期待できます。
上げ潮の場合
水は高い所から低い所に流れます。河川で潮が上げる場合、川の上流から下流に流れる水と、上げ潮により下流から上流に上がる水がぶつかります。潮が上げはじめの時は、潮の勢いが弱く、河川上流からの水の勢いに押され水がぶつかる場所では徐々に水が動かなくなります。この時は、流れが少なく水面だけが上昇します。徐々に潮が上げることで海からの潮が河川の水を押し上流側に流れはじめます。その後、潮止まり間際になると再度水の流れが止まり、潮止まりと共に下流方向に水が流れはじめます。上げ潮の場合、シーバスが釣れる時合は上流側に流れが発生した時のみです。この上流に流れる流れを発見できれば比較的容易にシーバスを釣る事ができます。河川の規模、高低差によ上流への流れが確認できる程度は様々です。自分の通う河川で確認してみてください。
釣れる水深
上げ潮の時にシーバスが釣れる水深は、塩水くさび(えんすいくさび)の境目です。塩水くさびは、河川の真水と海水が混じり合わないでできた水の層の境目です。下側が真水、上側が海水になります。この塩水くさびを意識しながら釣る事で効率的に釣果をあげることが可能です。
天候
晴れた日は、空は高気圧に覆われるため気圧が高くなります。大気が水面を押さえつける力が働いてきます。海面が上がる力を妨げる力が働くため逆流するタイミングが遅れます。一方で、曇りや雨の場合はその逆で、上げのタイミングが早くなります。
干満差が少ない日本海側の河川
日本海側の多くの河川は干満差が少なく上げ潮でも海水が逆流しません。逆流しない河川でもシーバスはベイトを求めて河口周辺にあつまります。タイドグラフでは緩やかで横ばいに見えますが、上げ潮の傾斜に転じたタイミングで海から魚が河川に入ります。河口エリアではそのタイミングで地合いになります。干満差がほとんどない潮位変動が少ない河川でも塩水くさびは上流まで伸びます。この様な河川は1日でシーバスの出入りが鈍いため、干潮でも満潮でも下げでも上げでも釣果がでる場合があります。
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まとめ
いかがでしたか。今回は、河川でシーバスを釣る場合は上げ潮、下げ潮のどのタイミングで地合いになるかをご紹介させて頂きました。太平洋側にある大規模河川では、概ね上げ潮になると河口から上流に流れが発生します。流れが発生するタイミングは、河川の上流からの水に対し上げ潮が勝ち越したタイミングです。この時が時合いになります。一方、下げ潮の場合は、潮どまり以降、下流への流れが発生するため、常時時合になる条件になります。従って、最も効率が良いエントリーは、上げ潮が効きはじめ上流に流れが出る上げ潮の終盤、潮どまりをまたぎ、下げに転じて下流への流れが発生したタイミングから下げ止まりまでを釣る事が効率良くシーバスを釣るためのエントリータイミングになります。これらを頭に置きながら釣りをすると効率良く釣果を上げる事が可能です。