春のバス釣りは、ルアーカラーは赤が効くと聞いたことがある人も多いと思います。今回は、その赤色のルアーが春になぜ効果的かいくつかの事例でご紹介させて頂きます。
定説
ルアーメーカーのカラーラインナップに、スポーンレッド、プリスポーンダイナマイト、スポーンキラー、スポーンフィッシュ等、スポーニングをネーミングに使用したルアーカラーがあります。これらのカラーは全て赤色です。これは、スポーニングの時期に赤色が効果的であるとメーカが考えているか、昔からスポーニングの時期には赤色が効果的だったからラインナップしているか定かではありません。しかし、スポーニングと言うと赤と言うイメージが持たれていることは確かではないでしょうか。
プリスポーンダイナマイト エバーグリーン(EVERGREEN)のカラーラインナップです。 【Amazon】 |
|
スポーンキラー メガバス(Megabass) のカラーラインナップです。 【Amazon】 |
赤色はザリガニの色
春はザリガニの脱皮の季節です。このため赤色にバスが反応しやすいと言われています。アメリカの マッドバグと言われるザリガニ(グレーが強い色のザリガニの一種)は脱皮中には赤色になります。殻は柔らかく弱くなります。バスにとっては比較的捕食しやすい餌となります。このため脱皮期間のザリガニを模した赤色のルアーは、この時期有効と考えられています。
バスプロの知見
アメリカのバスプロであるケビンバンダムは、アメリカ南部の湖の多くのボトムは赤い粘土質であるため、赤が有効なカラーという考えを持っています。彼は、湖の水生生物というものは周囲の色に溶け込む保護色としての機能を持っていると考えており、ボトムが赤土の湖でボトムで何か赤いものが動いていると、バスはそれを食べものとして認識すると推定しています。
科学的な根拠
バスの目には視細胞として、錐体、桿体があるそうです。錐体は特定の色を感知し、桿体はローライトおよび夜間の視界を確保する機能があるそうです。大学の研究では、ラージマウスバスの錐体細胞が反応しやすいカラーがあると結論付けています。その色は、緑と赤だそうです。スポーニング時期に限ったことではありませんが、赤色はバスが反応しやすい色と言えます。
関連コンテンツ
ポッパー ペンシルベイト スイッシャー バズベイト クローラーベイト(羽モノ) |
||
シャロー ミッド ディープ マグナム |
||
メタルバイブ |
||
ストレート カーリーテール グラブ ホッグ・クロー 虫 ギル シャッドテール リザード ピンテール パドルテール チューブワーム |
【ラージマウスバス】が釣れる場所(ポイント)【全国(都道府県別)】
生息地【都道府県別】TOP 北海道 [ 道北 | 道東 | 道央 | 道南 ] 東北 [ 青森 | 岩手 | 宮城 | 秋田 | 山形 | 福島 ] 関東 [ 東京 | 神奈川 | 埼玉 | 千葉 | 茨城 | 栃木 | 群馬 | 山梨 ] 信越 [ 新潟 | 長野 ] 北陸 [ 富山 | 石川 | 福井 ] 東海(中部) [ 愛知 | 岐阜 | 静岡 | 三重 ] 関西(近畿) [ 大阪 | 兵庫 | 京都 | 滋賀 | 奈良 | 和歌山 ] 中国 [ 鳥取 | 島根 | 岡山 | 広島 | 山口 ] 四国 [ 徳島 | 香川 | 愛媛 | 高知 ] 九州 [ 福岡 | 佐賀 | 長崎 | 熊本 | 大分 | 宮崎 | 鹿児島 ] 沖縄 [ 沖縄 ] |
春 夏 秋 冬 |
春 夏 秋 冬 |
春 夏 秋 冬 |
春 夏 秋 冬 |
春(3月 4月 5月) 夏(6月 7月 8月) 秋(9月 10月 11月) 冬(12月 1月 2月) |
||
春(3月 4月 5月) 夏(6月 7月 8月) 秋(9月 10月 11月) 冬(12月 1月 2月) |
||
春(3月 4月 5月) 夏(6月 7月 8月) 秋(9月 10月 11月) 冬(12月 1月 2月) |
||
ロッド リール ライン |
||
まとめ
バスが赤色に反応しやすい根拠を幾つかご紹介させて頂きました。特に春のスポーニング時期だけ赤色に反応しやすいという訳ではない様ですが、バスを釣る上で赤色は、キーになる色であるということは言えそうです。スポーニング時期は、バスが最も活発に餌を追い、産卵のために荒食いします。この時に、最も反応しやすいと言われているルアーカラーを使ったことで、多くのバスが釣れた事実から、【スポーニング時期=赤色】という定説が生まれたのかもしれませんね。