【チニング】【チヌ】が釣れる時期【春・夏・秋・冬】季節戦略

チニングは1年を通して楽しめる釣りです。春から秋のハイシーズンは、数も型も良くなるためおすすめの時期です。

春（3月・4月・5月）

3月

チヌのノッコミの時期です。水温が上昇するに従い釣果も安定してきます。3月後半程度までは、河口部、港湾部で50cm級の産卵に関係する個体が釣れるため大型狙いの方にはおすすめの時期です。桜が咲くころになると、バラツキはあるものの、昼間、夜間共に釣果がではじめます。場所は、河口部、港湾部がおすすめです。釣り方は少し早めのアクションが有効になる時期で、ミノー、クランクベイト、シャッド等にも反応がではじめます。

4月

4月中旬頃から、大型河川では、バイブレーションのただ巻、リフト&フォールでも釣果がではじめます。この時期、雨が降ると急激に水温が低下しチヌの活性が低下する場合があります。活性が下がった場合は、スローな釣りが有効になります。

5月

5月頃になると概ねどの様なルアーにも反応するようになります。昼間、夜間の何れも釣れる時期です。5月後半になると、いよいよハイシーズンの到来です。

夏（6月・7月・8月）

6月

この時期になるとアベレージサイズも50cmと大型になり、広い範囲で釣れる様になります。ルアーアクションは、少し早めが効果的です。チヌの体力が最もある時期で、強烈なファイトを体感できます。

7月

6月と同様にチヌの活性が高い時期です。雨が降った時は特に活性があがります。

8月

夏になり水温が高くなると、赤潮、風向きによりターンオーバーが起き青潮が発生します。貧酸素塊が上げ潮で河川に流入することでベイトとなる甲殻類や小魚が死滅してしまったり、チヌ自体が水質の安定したエリアに移動してしまう為、釣れにくくなる時期です。この時期は潮通しの良い場所を探し釣るのが効果的です。水質の良い場所にチヌが固まっている場合があり、爆釣する時があります。この時期の雨は特におすすめで、冬場と異なり、雨により水温が低下しチヌの活性が一時的にあがる場合があります。また濁りによりチヌの警戒心が薄れるため、釣れやすくなる場合があります。濁りが入った時は、バイブレーション、ミノーのジャーク&トゥイッチ等が有効になります。濁りが入った時は、ゴールド系、ブラック系のカラーが有効です。

秋（9月・10月・11月）

9月

秋になると徐々に水温が低下しはじめチヌの活性が落ちはじめます。ハイシーズンに比べ釣果のバラツキが大きくなります。チヌが居る場所を見つける事ができれば数釣りが可能です。実績が高かった場所などを重点的にランガンすると効率良く釣る事が可能です。

10月

9月よりも更に釣果がバラツク様になります。実績の高いポイントで回遊を待つ釣りが効果的です。

11月

水温も下がりはじめるとアベレージサイズが下がりはじめます。ボトムをワームで狙う釣りがメインになります。

冬（12月・1月・2月）

12月

水温低下に伴い、冬は温排水の流込むポイントでもない限り1年で最も釣果を出しにくくなります。12月前半までは、河口部周辺でも残ってるチヌを狙うことが可能です。この時期は、河川よりも、冷たい河川の水の影響を受けにくい運河、港湾部等がおすすめのエリアになります。昼間より夜間が釣れやすい時期です。

1月

1月はボトムメインの釣りが効果的です。チヌは釣れにくくなりキビレの割合が増える時期です。

2月

この時期になると、河川でバチがぬけはじめます。バチを求めて大型河川にチヌのの群れが入ってきます。しかし、実際に釣果がではじめるのは3月中旬頃からです。バチ抜けパターンのシーバスを釣っていると外道で釣れる場合がある程度で、数は期待できません。

まとめ

いかがでしたか。今回はチニングで時期毎にどの様な特徴があるかご紹介させて頂きました。是非、参考にしてみてください。