【バス釣り】【バス】が釣れる天候・時間帯・時期、雨の日に良く釣れる理由

バスをルアーで釣りたいと考えている人も多いのではないでしょうか。実際、毎日の様に釣りをしていると、釣れる日と釣れない日が明確に分かれています。釣れる日は、どんな事をやっても比較的簡単に釣れる場合が多く、釣れない日は釣れる気配すらなく1日が終わります。

バスが釣れる日

結論から言うと、バスが釣れる日は雨の日です。雨の日は、普通の日に比べてかなり高い確率でバスを釣る事ができます。

釣れる理由

釣れるのは天敵である鳥が飛ばないからです。淡水では、バスは食物連鎖のほぼ頂点にいます。稚魚の時代を除き、ほとんどの魚はバスを捕食する事はありません。一部、鯰（なまず）、雷魚（ライギョ）は捕食するかも知れませんが、ほとんどの魚は、バスを捕食できないどころか、逆に捕食されてしまします。バスを唯一捕食する天敵は鳥類です。川鵜が存在する河川、湖では、バスが鵜に捕食された事を何度か目撃したことがあります。山奥の野池では、ランディングの際に木に巻かれたバスをトンビが持ち去った事もありました。雨の日は、この天敵である鳥が飛びません。このため、バスは悠々と浅場まで出てきて捕食します。実際に、雨の日に爆釣になった事があるアングラー多いと思います。

釣れる時間

雨が降ってれば、バスはどんな時間でも釣る事ができます。特に降りはじめたあたりから止むまで良く釣れます。

季節

水温が適水温に近づく雨は、かなり高確率で釣る事ができます。バスの適水温は15℃前後です。この水温より低い時期である春は、暖かい雨により水温が上昇する場合があります。この様な日は、バスが釣れやすくなります。夏の様に高水温の場合、30℃近くあった水温が雨により低下した場合、バスが良く釣れます。つまり、15℃を中心と考え、その15℃に近づく方向で水温が変化する雨は特に良くバスが釣れます。

天敵を良く知っている

バスは自分を捕食するのが鳥であることは本能的に理解しています。鳥が容易にバスを発見できる場合、バスはあまり捕食を活発に行いません。特にシャローはその傾向は顕著です。生きるために捕食活動をした結果、鳥に襲われては本末転倒だからです。鳥に捕食される行動をするバスは、既に鳥に捕食し死んでいるため、生き延びているバス、特にデカバスは警戒心が強いため特にその傾向が強い気がします。長く生きてる=捕食されていない=警戒心が強く賢い、と言うことは言えると思います。なのでデカバス程、不用意な行動はしません。

低気圧が近づくと釣れる

バスを含めた魚類は、気圧の変化に敏感です。低気圧が近づく辺りから釣れる様になります。これは、様々な仮説があります。低気圧になると住んでる湖、河川が捕食できなくなる可能性があるためです。低気圧により流れが速くなる河川等は、その傾向が特に顕著で、大水になるとしばらくの間捕食ができない様になるからです。

影に敏感

鳥の影にバスは敏感に反応します。影が顕著に分かる晴れの日にバスが釣れにくいのはこの様な理由からです。従って、岸際に立って釣りをすると、水中に居るバスは気が付きます。陸っぱりから釣りをする場合は、水中に影が分からない様にするのがポイントです。

天敵が居なければ浅場に居る

バスはベイトを捕食する場合もベイトを追込みやすいためシャローが好きです。陸っぱり、ボートでもフラフラ泳いでるバスを見かける事があると思います。但し、人間の姿を見ると、概ね逃げるか、釣れなくなります。フィールドにアクセスする場合は、できるだけ水面に影が映らないように遠くからアプローチしてみてください。

まとめ

いかがでしたか。今回はバスが釣れる日についてご紹介させて頂きました。バスを含めた魚類は天敵に敏感です。天敵が居る日は、釣り難くなります。一方で、天敵が居ない雨の日は、捕食活動が活発化します。試しに、晴れた人、雨の日の釣果を比べてきてください。明らかに釣果に差が出るのではないかと思います。趣味で、バスを釣る場合は、圧倒的に雨の日がおすすめです。是非、実践してみてください。