【バス釣り】【河川】の【テトラポッド（消波ブロック）】で【バス】を釣る方法、時期、時間、ルアー、人気おすすめ【ランキング】

河川にあるテトラポッド（消波ブロック）はバスが溜まるストラクチャーです。今回は、このテトラポッドでバスを釣る方法についてご紹介させて頂きます。

テトラポッドについて

河川に設置されているテトラポッドは、川の流れによる岸（護岸）の浸食を防ぐために設置されています。テトラポッドが無ければ、護岸が浸食される様な比較的流れが急な場所に設置されている場合が多いのが特徴です。河川に設置されたテトラポッドの機能は、テトラポッドに当たった川の流れがテトラポッドに当たる事で流速が弱ませる効果があります。テトラポッドは複数列設置されている場合が多く、岸に近くなればなるほど川の流れが緩まります。水は、テトラポッドの下まで入ります。テトラポッドの下は、テトラポッドに作られた陰によりシェードを形成し緩やかな流れとなりバスが過ごしやすい環境を作り出します。また、泳力の弱いバスの餌になるベイトも同様の理由によりテトラポッド周辺に集まるため、バスにとっては安全に過ごす事ができ、餌も比較的容易に捕食できる最高の住み家と言えます。

時期

一年を通してテトラポッドはおすすめのストラクチャーです。

春はネストも作られる

春はバスが産卵します。バスの産卵場所であるネストは、底質、流速等の条件があり、テトラポッドの中は、その条件に当てはまる場合があり、バスが産卵するネストを作る場合があります。ネストが作られるテトラポッド周辺は、冬が終わる春頃から、産卵に備えたバスが集まり、デカバスが釣れる可能性が高くなります。

夏はシェードになったテトラポッドにバスがつく

夏は、テトラポッドにより作られるシェードにバスが集まります。テトラポッドの奥を狙う事で、昼間シェードに退避したバスを効率的に釣る事が可能です。

秋はテトラポッド周辺が狙い目

秋は、適水温になり、テトラポッドにいたバスが、広範囲を泳ぎベイトを捕食します。

冬はテトラポッドでバスが越冬

夏同様、越冬場所としてバスがつく場合があります。丹念にテトラポッドの奥を狙う事でバスを釣る事ができます。

場所

テトラポッドは、一様に整列している様に見える場合も、良く観察すると、一部が崩れていたり、河川の流れに対し凹んでいたり突き出ている場所が有ったり、水深が異なっていたりします。テトラポッドを良く観察して、変化のある様な場所を重点的に狙うと効率的に釣果をあげられる可能性があります。例えば、テトラポッドの一部が崩れていて、他の部分より凹んでいる様な場所は、局所的に流れが緩んでいたり、水深が深くなっている場合等、条件が異なる事で、バスがつきやすい条件になっている場合があります。その様な場所で釣れた場合は、その他の場所で似たような場所にバスがついている場合があります。少し、変化のある場所を狙うのは、その日のパターンを把握する上でおすすめの方法です。

時間

テトラポッドはバスが生活の拠点にする有望ストラクチャーです。朝マズメ、夕マズメは、活性が高いため、テトラポッドの中から周辺を泳ぎ周りベイトを捕食します。昼間は、テトラポッドの中に入り、近くを通るベイトを待ち伏せしています。従って、朝マズメ、夕マズメはテトラポッド周辺のオープンエリアを中心に狙い、日が上がった後は、テトラポッドの中をピンポイントに狙うのが効率的です。

釣り方

テトラポッドの外側は、ミノー、クランクベイト、スピナーベイト等の巻物系のルアーでテトラポッド沿いを線で狙うのが効率的です。テトラポッドの中からバスが飛び出してバイトします。テトラポッドの中は、ピンポイントで狙える、テキサスリグ、ノーシンカーリグのワーム等がおすすめです。リグは、テトラポッドの中の水の流れ、水深等を考慮し決定する必要があります。テキサスリグは、ウェイトがあるため、効率良くボトム付近を狙うリグとして常時有効なリグです。ノーシンカーリグは、ワーム自身のウェイトに頼るため、水中での挙動が流れにより不安定になり狙った場所に落せない場合があります。

ルアー

テトラポッドの外側を狙う場合は、ミノー、クランクベイト、スピナーベイトがおすすめです。ピンポイントでテトラポッドの中を狙う場合は、テキサスリグで有効なホグ、シュリンプ系のワーム等がおすすめです。勿論、ストレートワームでも問題なく釣る事は可能です。

まとめ

いかがでしたか。今回は、河川のバス釣りで有望なテトラポッドでの釣りについてご紹介させて頂きました。