メタルジグは、形状、材質、ウェイトバランス等により様々な種類があります。今回は、そのメタルジグの種類、選び方をご紹介させて頂きます。
目次
メタルジグについて
メタルジグは金属で作られたルアーです。重さ、材質、ウェイト位置の違い等により様々なタイプがあります。その時のターゲット、ポイント、風、潮等の条件により使い分けます。
釣れる魚
メタルジグは、ジギング、ショアジギングで使い、様々な魚を釣ることができます。釣果実績は、シーバス、ヒラメ、ヒラメ、マゴチ、キジハタ、カサゴ、アジ、メバル、カマス、メッキ、カツオ、ブリ(ワラサ・ハマチ)、ヒラマサ、カンパチ、シイラ等があります。
種類
メタルジグは釣りの種別、長さ、形状、材質、ウェイトバランス位置で大きく5種類に分類することができます。
- 釣りの種別
- 長さ
- 幅
- 材質
- 重心の違い(ウェイトバランス)
釣りの種別
メタルジグを使う釣りは、ジギング、ショアジギングがあります。ジギングは、船に乗りメタルジグを垂直方向に落とし釣ります。ショアジギングは、ショア(岸)からキャスティングし釣ります。簡単に言うと垂直方向と水平方向の違いです。
種別 | 特徴 |
---|---|
ジギング | メタルジグをフォールさせて釣るため垂直方向の釣りで優位性が生まれる様に設計されています。 |
ショアジギング | キャスティングして使うため、キャスティングとフォール時のアクションが最適になる様に設計されています。 |
長さ
形状 | 特徴 |
---|---|
ショート | 長さが短いタイプのメタルジグです。主にベイトが小さい場合などに使用します。 |
ロング | 長さのあるタイプのメタルジグです。長さによりアピール力を上げることができます。 |
幅
スタンダードを中心に使い、状況に合わせてスリム、スローを使い分けるのがおすすめです。
種類 | 特徴 |
---|---|
細身のシルエットが特徴のメタルジグです。空気抵抗を受ける面が少ないため飛距離がでます。フォール速度も速くなります。 | |
最も販売数が多いのがこのタイプです。スリム、スローの中間に位置するタイプで、迷ったらこのタイプを選べば間違いありません。 | |
スリム、スタンダードに比べ平らな面が大きいメタルジグです。空気抵抗が大きいため飛距離が出にくくなります。一方、フォール速度が遅くなるためスローに誘うことができます。 | |
専用 |
専用設計のメタルジグ。一般的なメタルジグに対しトリプルフック装着等、ターゲットになる魚種に特化したメタルジグ。本品はヒラメ専用 |
材質
最も多く販売されているのが鉄でできたメタルジグです。近年は、タングステン製のメタルジグが人気になりつつあります。比重に体積を掛け算すると重さになります。比重が高い金属は、小さい体積で同じ重さのメタルジグを作ることができます。
材質 | 比重 |
---|---|
19.30
|
|
鉛
|
11.30
|
鉄
|
7.90
|
亜鉛
|
7.13
|
タングステン製のメリット
タングステン素材のメタルジグが発売されるようになり。メタルジグの可能性が大きく向上しました。今までは遠いいポイントにメタルジグを投げたい場合、重くする選択ししかありませんでした。タングステン製が一般的になり、小さくて重いメタルジグを作れるようになりました。キャスト時は、鉄に対し表面積を小さくすることでるため、空気、水の抵抗を抑え。飛距離、フォール速度を上昇させました。また、シルエットが小さくなることでアクションに切れが生まれ、小さいシルエットにより食わせを向上させることができました。もはや、タングステン無しではメタルジグの釣りは語れなくなりました。
重心の違い(ウェイトバランス)
メタルジグの重心はラインを結ぶアイの近くにあるフロントバランス(前方重心)、中央にあるセンターバランス(中央重心)、後方にあるリアバランス(後方重心)の3種類に分類される。重心の違い(ウェイトバランス)の違いにより、飛距離、フォール時のアクションに違いがでます。形状での見分け方は、フロント部が大きいのがフロントバランス、長手方向が対象形状になっているのが、センターバランス。リア側が大きいのがリアバランスになります。
フロントバランスの特徴
フロントバランスは重心が前にあるため飛距離が出にくい設計です。小型のイワシなどがエサになっている場合はフロントバランスのアクションが生きるタイミングです。ナブラにセンターバランス、リアバランスを投げても釣れない場合はフロントバランスが有効です。
メリット
最大の特徴は、小魚が逃げる動きに近いナチュラルなアクションを出せるところです。メタルジグの中でもっとも食わせ力が高いと言えます。状況によってはフロントバランスじゃないと釣れないこともあります。左右へ横っ飛びするようなスライドアクションも出せます。スライドとフォールの組み合わせは特に有効です。
デメリット
キャスト時の飛行姿勢が安定しないため飛距離を出しにくいのがデメリットです。フォール速度も遅いため水深の深いエリア、潮流が速い場合は使いにくくなります。この様な条件の場合、ウェイトを上げ対応する必要があります。
センターバランスの特徴
最も一般的なメタルジグがセンターバランスです。どんなターゲットにも対応可能です。先ずは、センターバランスを投げておけば問題ありません。
メリット
ただ巻き、フォールの何れも良いアクションになります。ただ巻は切れがあり、フォールもヒラヒラと良いアクションが出せます。従って、どの水深でも問題なく使うことができます。
デメリット
重心が真中にあるためキャスト時に飛行姿勢が安定しないため飛距離が出しにくい傾向があります。
リアバランスの特徴
ターゲットが遠いい場合は重心のメタルジグが有効です。ロックフィッシュのような底付近にいる魚を狙うときも、フォール速度が速いリア重心が有効です。
メリット
リアバランスのメリットは飛距離です。重心が後方にあることで飛行姿勢が安定しかなり飛距離がでます。また、フォールも早いため水深が深いエリアで有効です。
デメリット
リアバランスのジグはアクションが大きく、回転するようにアクションします。そのためナチュラルのアクションが出しにくく食わせ力が低下します。
選び方
メタルジグの機能は、飛距離、フォール速度、アクションです。これらは、重さと、抵抗(空気・水)できまります。例えば、魚が居るポイントが遠く、水深が深く、ボトム付近を狙う場合は、リアバランスのメタルジグが有効になります。魚が居るポイントが近く、表層付近でナブラが出ている場合は、フロントバランスの軽いジグが有効になります。自分がどの様な狙いで釣りをしたいかを整理しメタルジグの選定を行ってください。
【メタルジグ】人気おすすめ【ランキング】【~100g】
結論から言うと、メジャークラフト(Major Craft) ジグパラシリーズが圧倒的な人気になりました。Amazonのレビューでも高評価で、1位のメジャークラフト(Major Craft) ジグパラシートについては、その数が4桁と他を寄せ付けない人気になっています。コスパが圧倒的で釣果も良いためおすすめです。7位まではAmazonで3桁のレビュー数です。どれを選んでも釣果実績の高いメタルジグです。
ジグパラ ショート メジャークラフト(Major Craft) | |
仕様 フィールド、ターゲット、アクションを選ばずあらゆる状況に対応するキング・オブ・スタンダードジグ、ジグパラ。空気抵抗の小さいコンパクトシルエットは圧倒的な飛距離を生み出します。あらゆるアクションに対応可能で、ハイピッチからスローまであらゆるジャークに対応する引き重り感の少なさと、喰わせのタイミングを誘発させやすいセンターバランス。抜群のフッキング性能。掛ける事を最優先にフロントとリアに日本製オリジナルフックを搭載。 評価・評判・口コミ(インプレ)
|
|
ジグパラスロー MajarCraft(メジャークラフト) | |
仕様 近年加熱の予感が漂っているスロー系シルエット、フロントにはツインアシスト、リアにはシングルアシストの3フック仕様。細かいピッチのヒラヒラ落ち葉フォールを生み出し、引き重りを抑えつつしっかりとした水押しのハイアピール設計。ノーマルよりややリア気味のウエイトセッティングは、安定した飛行姿勢と想像以上の飛距離をたたき出します。 評価・評判・口コミ(インプレ)
|
|
ジグパラ タングステン メジャークラフト(Major Craft) | |
仕様 ショアジグでぶっ飛ぶもよし、 オフショアでマイクロジギングもよし。アクションは、いわゆる「ショート」の普遍的オールマイティアクション。塗装は、ショアジギモデルで大好評だった5層高強度塗装を採用。 評価・評判・口コミ(インプレ)
|
|
TGベイト ダイワ(Daiwa) | |
仕様 イワシを模したリアルシェイプ。さらに左右非対称デザインにしたことで、ベイトのようなアクションが可能に。リトリーブではスイミングアクション、フォールでは水平に近い姿勢でスライドし、弱ったベイトを演出します。 評価・評判・口コミ(インプレ)
|
|
サムライジグ スロー ダイワ(Daiwa) | |
仕様 サムライスローのアクションジャーク時スーとストレートに引きあがり、フォール時ひらひらとフラッシングしながらフォールします。このとき魚はバイトします。サムライスローは、この上げの釣りでも下げの釣りでもともにターゲットに負わせバイトを誘発させます。 評価・評判・口コミ(インプレ)
|
|
コルトスナイパー アオモノキャッチャー シマノ(SHIMANO) | |
仕様 各地で実績を積み重ねてきたコルトスナイパーオリジナルのボディを採用。軽いジャークでもクイックにスライド、フォール時の安定したバイブレーションで喰わせのスイッチを入れる設計。 評価・評判・口コミ(インプレ)
|
|
ジグパラ バーチカル ロング メジャークラフト(Major Craft | |
仕様 ジグパラシリーズのオフショア専用「ジグパラバーチカル」。塗装面は6層にわたるハードコーティングを施し、十分な強度を確保。 評価・評判・口コミ(インプレ)
|
|
ギャロップアシスト フォールエディション | |
仕様 シャープなエッジに、コンパクトかつ厚みを持たせたボディシルエットが特徴的。弱ったベイトの動きをリアルに再現したフォール時のアクションは、爆発的バイトを誘因します。メタルジグのフォールに特化したコンセプトモデル「GALLOP ASSIST FALL EDITION」。 評価・評判・口コミ(インプレ)
|
|
ビッグバッカージグ ジャッカル(JACKALL) | |
仕様 その飛距離。圧倒的! カッ飛びメタルジグ! 向かい風でも余裕の飛距離! 後方重心に設計されたボディにより、圧倒的な飛距離を獲得しました。針絡みも少なく快適にショアジギングゲームをお楽しみいただくことができます。フォールでは鋭い動きで魚を誘い、巻き上げ時にはエッジの利いたフロント部分がキレのある動きと輝きを生み出します。サゴシ/サバ/ハマチ/タチウオ/ヒラメ/マゴチ/真鯛 等あらゆるターゲットに有効です。 評価・評判・口コミ(インプレ)
|
|
シーライド ブルーブルー(Blue Blue) | |
仕様 メタルジグのキャスティングゲームを根本から変えるショアからのキャスティングゲームを想定して作られたシーライドは、これまで誰も見たことがない変幻自在のドルフィンアクションを演出。ロッドを軽くあおって巻くだけで、まるでイルカが大海原を自由に泳ぎ回るような生命感に溢れたスイミングアクションを発生。ドルフィンスイミングであらゆるフィッシュイーターを魅了します。 評価・評判・口コミ(インプレ)
|
|
ドラッグメタルキャスト DUO(デュオ) | |
仕様 ぶっ飛んで、効率よくスッとフォール、シャクってもただ巻きでもテールを振ってハイアピール。コンパクトに仕上げられたややファットなボディで抜群の飛距離をマーク。また安定したスイミング性能と水平スライドフォールを併せ持ち、ただ巻き&ジャーク時のリアルな反応と軽妙な操作感の両立を実現。 評価・評判・口コミ(インプレ) |
まとめ
今回は、メタルジグの種類と選び方についてご紹介させて頂きました。是非参考にしてみてください。