【河川】【スモールマウスバス】のスポーニング(産卵)、時期、時間、釣り方、人気おすすめ【ランキング】

今回は、河川のスモールマウスバスのスポーニング(産卵)についてご紹介させて頂きます。スモールマウスバスは河川い棲息する場合が多く、河川でスモールマウスバスのスポーニング(産卵)行動を把握することで、大型のスモールマウスバスを釣る事が可能になります。


【河川】の【スモールマウスバス】のスポーニング(産卵)について

河川に生息するスモールマウスバスも湖などに棲息するラージマウスバス、スモールマウスバス同様、は春に産卵します。産卵場所は、概ね条件が決まっていて、スポーニング(産卵)前に荒食いをするため1年を通して最も大型の個体が釣れやすい時期です。スポーニング(産卵)行動を把握することでデカバスを釣る確率を上げる事ができます。

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時期

スポーニングは春に行われます。概ねゴールデンウィーク(GW)直前頃から1ヵ月程度続きます。実際に産卵する日は、大潮の夜です。この大潮を目指し、スポーニング(産卵)に関係する大型の個体はスポーニング(産卵)エリア周辺に集まります。


河川は下流側からスポーニング(産卵)がはじまる

河川の場合、山から流れてくる冷たい水温の影響を受けにくい下流側から水温が上昇します。スモールマウスバスが釣れる河川を知っている場合は、下流域で実績の高いポイントから釣りはじめるのが効率的です。一方で、上流部にも体力のあるデカバスは遡上します。下流域、上流域でもベイトが居るかが重要な要素になります。


水温が上昇しやすい場所を見つける

水温が上昇しやすい場所は、スモールマウスバスが溜まっている可能性があります。水温が上昇するためには、熱を吸収しやすいストラクチャーがある場所です。


テトラポット

テトラポット等は、日の光が当たると温まりやすいストラクチャーです。テトラポットは水中に沈んでるストラクチャーですが、上側は水の外にあります。日の光を受け、熱を伝達する事で水中を温める効果があります。従って、テトラポット周辺は、比較的水温が温まりやすい条件が整っているため、スポーニング(産卵)場所として最適です。コンクリート護岸等も同様の効果があります。


ボトム(底)の色が濃い場所

ボトム(底)の色が濃い場所は、太陽の光を吸収して水温上昇が速い場所です。周囲に比べ温度が上がりやすいため、スポーニング場所として有望です。


産卵前のデカバス釣る方法

春のデカバスを釣るためには、スモールマウスバスが産卵するエリアの近くで釣ることが重要です。スポーニング(産卵)前のスモールマウスバスは、スポーニング(産卵)エリア周辺で活発に捕食します。このため、先ず、スポーニング(産卵)エリアを把握することが重要になります。また、そのスポーニング(産卵)場所の近くでスモールマウスバスが捕食する場所で釣りをすることでデカバスを釣る確率を上げる事ができます。


スポーニング(産卵)する場所

スポーニング(産卵)場所は、日光が当たる水深2m~3m程度の水通しが良い場所です。流速が速すぎると卵が流されるためゆっくりとした流れがある様な場所で産卵を行います。また水流で泥が巻き上げられる場所では、泥に卵が埋まってしまうため、ハードボトムの底質が条件になります。最も有望な場所は、越冬する場所から近い浅場です。河川のスモールマウスバスは、深場、ストラクチャーの奥等で越冬します。


テトラ帯

河川には必ずテトラ帯があります。このテトラ帯は、スモールマウスバスの産卵場所として最も有望な場所です。特に水深があり、急流に面したテトラ帯は、スモールマウスバスのスポーニング(産卵)場所になります。テトラ帯は、川の流れが当たります。当たった流れは流速が落ち、テトラ帯の奥は産卵に適した流速になります。また、テトラ帯の間から日も差し太陽光が届きます。また、外敵からも身を隠せるため、スポーニング(産卵)場所として好条件が揃っています。


逆ワンド

逆ワンドは川の流れが無く穏やかな場所です。本流に比べ流速が遅いためスポーニング(産卵)場所として最適です。ワンド内のカバーがある場所、大きいストラクチャーがある場所等は有望ポイントです。


流れの中にある大きなストラクチャーの下流側

河川では、橋脚の下流側等もスポーニング(産卵)場所になります。流速が速すぎる場合は難しくなりますが、最適な流速であれば可能性が高くなります。また、大きな障害物の下流側等も有望ポイントになります。


釣る場所

スポーニング(産卵)前のスモールマウスバスは、流れの中で好んでベイトを捕食します。スポーニング(産卵)エリアの近い所で以下の様な場所は、スモールマウスバスを釣る場所として最適です。


大岩の下流側

大岩の下流側は、早い流れを低減し、下流側に緩い流れを作ります。この様なエリアでは、スモール舞うバスの捕食ポイントとして有望です。外から見ると分かりにくいため、ランガンしながらバイトが発生した場所等を細かくチェックする必要があります。


流れが当たるアウトサイドベンド周辺の反転流

河川では、アウトサイドベンド、インサイドベンドが存在します。アウトサイドベンドは流れの外側、インサイドベンドは流れの内側になります。アウトサイドベンドは、流速が速く、インサイドベンドは遅くなります。アウトサイドベンドの流れが直接あたる付近に生まれた反転流等は、スモールマウスバスが捕食する可能性が高い場所になります。目でみて明らかに流れが遅くなっている場所などは有望です。ゴミ等が溜まっている場合は見て判断も可能で。


鳥が居る場所は1級ポイント

上記の様な地形的特徴を見つけたら、周囲に鳥が居ないか探してください。サギ、川鵜等は、小魚を捕食します。これらの鳥類は、小魚が多い場所を知っています。これらの鳥類は、概ね同じ様な場所で小魚を捕食しています。鳥が居る時はバスも姿を隠していますが、鳥が飛ばなくなった、朝夕マズメは、それらのポイントがバスが小魚を捕食する有望ポイントになる可能性があります。

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【河川】で【スモールマウスバス】が釣れる場所(ポイント)


釣り方

流れの上流側にルアーを投げ、大岩の下流側、反転流の周辺にルアーを通します。ポイントにさしかかった時にバイトが生まれます。上流から流れ落ちてきたベイトを演出することが重要です。水深が深い場合は、レンジを刻み釣る様にしてください。

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ルアー

広範囲を探る事ができるミノー、シャッド、クランクベイト、スピナーベイト等が有効です。ワーム等のフィネスで釣る前に、できるだけ広範囲を探る様にしてください。スモールマウスバスが居れば、意外と簡単に釣る事ができます。



装備・道具

装備・道具 効果
偏光サングラスは水面のギラつきを抑え水中をストレス無く見る事ができます。プリスポーンのバスが居るかいないかは偏光サングラスを使う事で概ね把握することができます。春は日々状況が変わり、バスの場所も変わります。目からの情報を増やすために偏光サングラスは必須アイテムです。

【偏光サングラス】について
目からの情報に加え、水温はバスを釣る上で最も重要な要素です。昨日に比べ、水温が上昇したのか低下したのか、先週に比べ、水温が上昇したのか低下したのか、朝に比べ、どの程度水温が上昇したか等を細かくデータにすると、バスが釣れた時のヒントになる事があります。人と釣果に差をつけたい人は、是非、水温計で、日々のフィールドの水温を測定してみてください。

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【湖】


桧原湖、野尻湖に代表されるスモールマウスバスレイクでは、ワカサギ等のベイトを捕食している場合が多く、ハードボトムのディープ等を中心に狙うと釣果が期待できます。河川のスモールマウスバス釣りとは少し釣り方が異なります。ディープ中心の釣りがおすすめです。

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まとめ

いかがでしたか。今回は、河川のスモールマウスバスを春に釣る方法をご紹介させて頂きました。先ずは、スモールマウスバスが産卵する場所を見つけ、その周囲でスモールマウスバスが捕食する場所で釣りをすることで、デカバスを釣ることが可能になります。是非、挑戦してみてください。


  • デカバスが釣れるのは2~3月
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