【秋】【シーバス釣り】【コノシロパターン】でシーバスを釣る方法、時期、場所、人気おすすめ【ランキング】

コノシロパターンについて

ビッグベイトや大型のトップウォーターを使用して産卵期のシーバスを釣るパターンは、一般的に「デカトップ」と呼ばれています。デカトップは、表層系のルアーやトップウォーターを使用し、シーバスが派手に飛沫を上げて捕食する光景を目撃できる釣り方です。このパターンでは、80センチを超える大型のランカーシーバスを狙うことができ、東京湾ボートシーバスの代名詞的な釣りとして、シーバスやルアーマンの注目を集めています。

時期

コノシロパターンのシーズンは通常、10月から12月にかけてです。しかし、近年では9月から始まり、年明けまで続くこともあります。ただし、シーズン序盤の9月やシーズン末の1月は、コノシロにシーバスが付いているものの数が少なく、釣果の安定感に欠けることがあります。したがって、10月から12月が最もコノシロパターンの盛りと言えるシーズンです。

時間・時合

寒い時期ですが、シーバスがコノシロの群れを狙っている場合、水面近くでコノシロが騒がしく逃げ回ります。彼らは音を立てたり跳ねたりして注意を引きます。

ルアー

コノシロパターンのシーバス釣りでは、大型のルアーへの反応が良いことが多いです。小型のルアーでは、コノシロの群れに埋もれて気づかれにくい可能性があるか、大きなベイトに固執している可能性があります。そのため、コノシロパターン攻略には大きなルアーや派手なカラー、波動の強いルアー、音や水しぶきを使ったルアーが効果的です。釣りのレンジは主に表層から中層で、トップウォーター、ミノー、ウェイクベイト、バイブレーションなどのルアーが使われます。

サイズ

コノシロパターンが成立する場合、コノシロが表層に群れているため、ルアーフックにコノシロが掛かることがよくあります。これは重要な情報源であり、ベイトのレンジやサイズに関する情報を得るために活用されます。

レンジ

コノシロの群れの中心にルアーを通してもシーバスはほとんどバイトしません。基本的なルアーのレンジはトップかミドルです。大きなコノシロの群れの場合、群れの中心にルアーを通してもバイトがほとんどないでしょう。シーバスはコノシロの群れを狙う際、群れの中で最も弱い個体を捕食します。これにより効率的に捕食でき、少ないエネルギーで多くのエネルギーを得ることができます。元気なコノシロほど群れの中心に向かい、結果的に弱い個体は群れの端に残る傾向があります。したがって、バイトを引き起こすためには群れの端を攻めることが重要です。弱っているコノシロは他の魚とは異なる動きや行動をします。したがって、コノシロの群れにいるシーバスを狙う場合は、弱ったコノシロが位置するレンジでルアーの動きを工夫する必要があります。一般的な方法としては、トップやサブサーフェスでゆっくりと泳がせたり、潮流を利用してデッドステッキングでルアーをドリフトさせる方法があります。もう一つの方法は、コノシロの群れの直下をスローなステディリトリーブで通すことです。これによりシーバスに外側に追いやられたコノシロを判断させ、リアクションを引き起こすことができます。コノシロが群れているとリーリング中にルアーに干渉するような感触があります。その場合はルアーのレンジを少し下げると効果的です。要約すると、コノシロの群れに対しては群れの端を攻めることが重要であり、弱ったコノシロの動きや行動を演出することがバイトを引き起こす鍵となります。トップやミドルレンジでのアクションや、スローなステディリトリーブが効果的です。

アクション

トップやミドルレンジのルアーアクションでは、基本的にルアーをスローなスピードでアクションなしでリトリーブします。ショートバイトや浅いアタックしかない場合は、デッドスローなリトリーブにストップ＆ゴーを組み合わせると効果的です。トップレンジでは、ルアーの本来のアクション（ウォブリングやローリングなど）が必ずしも必要ではありません。弱ったコノシロが水面に作る引き波を利用したアクションでは、ルアーの動きよりもリーリングスピードや引き波の強さが重要です。バイトがない場合は、さまざまなスピードを試してみることが大切です。

コノシロの居る場所

コノシロパターンを活用するためには、コノシロの位置を判断する必要があります。コノシロは河川、サーフ、干潟、港湾など、さまざまなエリアに群れて現れる可能性があります。

陸っぱり

陸っぱりでの釣りの場合、目視範囲内での判断が主な手段です。水面が騒がしく、波立ったり、カモメや鵜がダイブする光景が見られる場合は、コノシロの存在が示唆されます。また、ウェーディング中に自分の足にコノシロがぶつかってくることもあります。これらのサインに注意することで、コノシロパターンのチャンスを見逃さないでしょう。

沖

カヤックやボートに魚探を備えていると、群れの存在だけでなく、その距離や位置も把握できるため、非常に有利になります。魚探の利用により、コノシロパターンの発見と攻略がより効果的に行えます。

タックル（ボート）

ロッド

7フィート以下のボートシーバス専用の短めのビッグベイトロッドがおすすめです。長すぎるロッドは取り回しが悪く、狭い船上では危険です。バス用のビッグベイトロッドを代用する場合は、7フィート前後のMH〜Hのバスロッドが適しています。

リール

ハンドル1回転1メートルくらいを目安にした、XGクラスのベイトリールがおすすめです。巻き取り量が少ないとアクションがつけづらくなりますので、スプール径も大きい方が風の影響を受けにくく、飛距離も伸びます。ダブルハンドルのリールが必須で、アクションの制御性を高めるためにはパワフルなハンドルが必要です。

ライン

PE3号にナイロンリーダー40lbをセットすることをおすすめします。このタックルは1本で多くの状況に対応できます。バックラッシュを心配する場合は、PE4号を使用すると高切れを防げます。

ルアー

ルアーは一般的なシーバス釣りに使用するサイズより少し大きめのルアーがおすすめです。

まとめ

いかがでしたか。今回は、コノシロパターンについてご紹介させて頂きました。