バスは春になると産卵します。河川のバスも湖、野池等と同様にスポーニング(産卵)しますが、河川は、比較的流れが強い場所が多く、バスが産卵しにくい環境です。今回は、バスが河川で産卵する場所をご紹介させて頂きます。
目次
スポーニングの条件
バスが産卵する場所は、水深1~2m程度のシャローです。バスが生んだ卵が泥を被りふ化の邪魔になるため低質はハードボトムが殆どです。流速は卵が流れない遅い流れになっている場所で、スポーニングベッド(産卵場所)で卵を守るバスが外敵に襲われない、ストラクチャーの内部、シェードになっている場所です。これらの条件が揃っている場所でバスは産卵します。
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河川のバスが産卵する場所
河川のバスが産卵する代表的な場所をご紹介させて頂きます。
テトラ帯
テトラ帯は河川のアウトサイドベンド側に設置されているストラクチャーです。テトラ帯は本流の流がテトラ帯にあたり、テトラ帯の内部は緩やかな流速になります。一方で、常にフレッシュな水が入れ替わり、テトラ帯によりシェードが形成されるため河川では一級のスポーニングエリアになります。
逆ワンド
逆ワンドは本流に比べ、ほとんど流れが無く、程よく水が入れ替わり、オーバーハング等もある場合があり、スポーニング場所としては最適です。
堰の上流
堰の上流は、溜池の様な状態になっている場所もあり、スポーニングを行う場合、最適な流速になります。また、普段バスが棲息する条件としても有望で、泳力の弱いベイトが集まりやすい環境です。また、堰から流れ落ちる水があるため、常に水が入れ替わります。堰の上流周辺で流速が遅い場所、オーバーハング、大岩等がありストラクチャーによりシェードができる場所は、スポーニング場所である可能性が高くなります。
本流から分かれた流れの遅い支流
本流から分岐した支流は、本流に比べ、流速が遅くスポーニング場所としては最適です。ストラクチャーがある場所等は、特にバスがつきやすい傾向があります。
本流と支流の合流地点周辺で直接流れが当たらない場所
流れが複雑に発生し、スポーニング場所としての条件が揃う場所があります。複雑な流れが巻き、流れがヨレて流速が遅い場所で、ストラクチャーがある様な複合ポイントはスポーニング場所である可能性が高くなります。
下流で何もないオープンなところ(護岸沿い)
下流域は河川の流れが遅く、スポーニングに適した流速になっている場所が多くあります。護岸のくびれ等で産卵する場合もあります。丹念に探してみるとバスのネストを探す事ができます。
ポッパー ペンシルベイト スイッシャー バズベイト クローラーベイト(羽モノ) |
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シャロー ミッド ディープ マグナム |
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メタルバイブ |
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ストレート カーリーテール グラブ ホッグ・クロー 虫 ギル シャッドテール リザード ピンテール パドルテール チューブワーム |
【ラージマウスバス】が釣れる場所(ポイント)【全国(都道府県別)】
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春 夏 秋 冬 |
春 夏 秋 冬 |
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春 夏 秋 冬 |
春(3月 4月 5月) 夏(6月 7月 8月) 秋(9月 10月 11月) 冬(12月 1月 2月) |
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春(3月 4月 5月) 夏(6月 7月 8月) 秋(9月 10月 11月) 冬(12月 1月 2月) |
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春(3月 4月 5月) 夏(6月 7月 8月) 秋(9月 10月 11月) 冬(12月 1月 2月) |
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ロッド リール ライン |
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まとめ
いかがでしたか。今回は、河川でバスが産卵(スポーニング)する場所をご紹介させて頂きました。スポーニング場所の周辺は、プリスポーンの時期は、デカバスが釣れる可能性が高い場所です。バスのスポーニング場所を知る事で、デカバスの釣果に近づく事が可能です。