【バス釣り】【河川】で【バス】を釣る方法、人気おすすめ【ランキング】

バスフィッシングでは様々なフィールドがありますが、川は最もバスの引きが強く、サイズも期待できる場所です。川のバスは回遊型の魚が多く、タイミングを合わせるのが難しいフィールドでもあります。攻略のキーワードはフィーディングです。バスがフォーディングするタイミングを狙い撃つことができれば釣果が期待できます。川のバス釣りは非常に面白く、引きの強さが特徴です。野池や湖のバス釣りとは異なる楽しみがあります。


時期(季節)


春(3月・4月・5月)

春はバスが産卵する時期(季節)です。産卵に関係する大型の個体から捕食が活発になります。デカバスが最も釣れる時期(季節)です。越冬場所からスポーニング場所の間は最もデカバスを釣る事ができるエリアです。

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夏(6月・7月・8月)

夏はバスが最も活発に捕食を行う時期(季節)です。多くのルアーに反応するため、バス釣りを楽しむ季節としてはおすすめの時期です。


秋(9月・10月・11月)

秋は、バスの最適な水温になるため、ベイトについてバスが散る傾向があります。出来るだけ広範囲を探る事ができるルアーを使うのがおすすめです。


冬(12月・1月・2月)

冬は流れが当たりにくい深場で過ごし、捕食もほとんど行いません。ルアーで釣るには難しい時期です。2月後半になると産卵に絡む大型のバスは捕食をはじめます。越冬場所とスポーニング場所の中間にあるブレイク等を中心に狙う事で、デカバスに出会える場合があります。


水温

川の流れは水温に大きな影響を与えます。流れが速いほど水の入れ替えが頻繁に起こるため、水温は比較的低くなります。従って、季節によって川バスのポイントは大きく変わります。真夏の水温が高い時期には、水温が低い流れの早い場所がバスのポイントとなります。一方、冬には水の入れ替わりが少なく、水温が安定している流れの弱い場所にバスが集まります。したがって、季節ごとに水温を読み取り、バスのいるポイントを絞り込むことが重要です。


ベイトが居る場所を把握する

水の流れはベイトの動きにも大きな影響を与えます。川バスの主なエサは小魚やエビなどで、これらの生き物は流れが弱い岸近くのシャローエリアに集まります。バスもこれを狙って岸近くに集まりますが、水深が浅いエリアはバスにとって危険な場所でもあります。バスは捕食するのに都合の良い場所でベイトが流されてくるのを待ち伏せします。カケアガリの深みや岸近くの橋脚周りなど、バスが身を隠しやすい場所を狙うことが重要です。


サギ・川鵜

河川では、ベイトが居る場所に必ずと言っていいほど、サギ、川鵜が居ます。これらの鳥を探しながらランガンするのがおすすめです。バスはベイトが多い場所に集まります。


インサイドベンド・アウトサイドベンド

流れが当たらないインサイドベンドは、砂が溜まってサンドバー状態になります。夏場に急に水温が下がったときなど、アウトサイド側は水が通り過ぎてしまい、バスは冷たい水を避けてインサイドの水流の弱いところに入ってくることがあります。この様な場所でバスはベイトを捕食します。ザリガニが活発に動く時期はザリガニが生息する水門周辺のインサイド側は特に良い釣り場となります。一方、アウトサイドは硬いテトラなどが多く、深みがあり冬場でも釣りやすい傾向があります。テナガエビの産卵の季節や冬には、ハードボトムを伝ってシャローに上がってくるバスがいます。


ポイント(場所)の絞り込み


流れのヨレを探す

ヨレとは、川の流れの緩やかな場所のことです。例えば橋脚や水中の倒木、テトラポッドなどの障害物がある場所では、流れの当たらない部分ができます。こうした場所はベイトが多く、バスも身を隠し体力を温存しやすいため、釣りの狙い目となります。川バスは常に流れの中にいると泳ぎつかれてしまいます。そのため、できる限り体力を使わずに済む場所に溜まりやすいという点を覚えておくと良いでしょう。橋脚周りなど、流れをさえぎる障害物がある場所は一級ポイントとして、最初に狙う価値があります。


塩分濃度について

河口付近では塩分濃度が上昇します。バスは淡水魚であり、基本的には塩分濃度が高い場所では快適に過ごすことができません。洪水などでバスが海に流されてしまうと生存が困難になります。一方で、強くて体力のある大型のバスに関しては、エサを求めて河口付近に移動する個体も居ます。デカバスを狙う場合は塩分濃度が高めのエリアもポイントの候補になります。


代表的なポイント(場所)

河川は、上流部、中流部、下流部でその特徴が変わります。ストラクチャーにおいても同様です。各々、バスがつきやすいストラクチャーをご紹介させて頂きます。


上流部

上流部は、水の入れ替わりが速いため、春の到来も早く訪れます。温かい水が流れ込むことで、バスたちも活動を始めやすくなります。春の雨が降ると、温かい水が川に注ぎ込みます。このため、季節の変化を上流部では早く感じることができます。特に日中は水温が上昇し、昼間には水が温められるため、春の夕方に上流部で釣りをすることも有効です。上流部でも、4~5mの深さがあればバスが居る可能性が高くなります。


崩落後

上流部や氾濫する釣り場では、自然の要素が豊富です。特に水位が上昇すると、地盤が崩れることがあります。これはリザーバーや川の両方で見られます。このような崩落箇所は、バスを釣るための重要なポイントとなります。水位の上昇によって地盤が崩れることで、水中に障害物や隠れ家ができ、バスがつく場合があります。バンクを釣る際には、崩落を探すことが非常に重要です。


人口構造物

上流部の川岸では、自然の要素が豊富ですが、中流部や下流部のようなコンクリート護岸が少ない場合が多いです。その代わりに、人工的なストラクチャーが見られることがあります。これらの人工的なストラクチャーは、バスが潜むための重要な場所となります。流れが速く水が巻かれることで、バスが安定した場所を求めてこれらのストラクチャーにつきます。人工的なストラクチャーは地形を変化させることもあります。上流部で釣りをする際には、自然の変化だけでなく、人工的なストラクチャーにも注目して狙うと釣果に繋がる場合があります。


中流・下流部


橋脚

川の橋脚は、基本的に地盤が硬く、川幅が比較的狭い場所に建設されます。これは、橋脚が安定して建設されるためだけでなく、周囲にもハードボトムが存在する良い場所である場合が多いのが特徴です。川幅を狭くするために複数の基礎が建設されており、それにより水流が速くなります。また、基礎の周囲は比較的深いため、バスは冬には暖かい場所として、夏には水通しが良い場所として、橋脚周辺で越冬する場合があります。


竹が生える場所は、比較的ハードボトムであることが多くバスがつきやすい場所です。竹が生える場所は周囲よりも地形が硬いことが一般的です。竹の生育に適した環境は、周囲の地盤が急に切り立っていたり、急峻な地形となっていることがあります。このため、竹の生える場所は地盤が急に切り立っておりバスが好んでつくばあいがあります。


沖にあるストラクチャーは、流れがないとあまりバスが集まりません。岸際のカバーなどは流れがなくてもバスがつきます。沖の単発の杭などは泳いできた魚が立ち寄る場所であり、流れがないと泳いでいる魚があまりいないため、期待が薄くなります。重要なのは、シャローに着くことができる場所にある杭であることです。


マットカバー

マットには水を落ち着かせる効果があります。。夏場は水通しの良い先端にバスがつきます。冬場は中寄りにつく傾向があります。様々な時期にバスがマットにつくため、おすすめのストラクチャーになります。マットと組み合わされた杭は、複合的なストラクチャーとなるためおすすめです。


河川には様々な堰が存在します。魚が自力で越えることのできない高さがあるものから、瀬に近いもの、垂直または斜めなもの、水門のように流量を調整するものまで様々です。素材面でもコンクリート製からゴム製のものまであります。これらの障害物は、川幅全体にわたって大きな変化をもたらし、バスを含む魚のコンタクトポイントとなります。堰堤下はハイシーズンにベイトフィッシュのストック量が多い場所です。水の動きによりバスの適性水温と酸素量が確保されベイトフィッシュが集まります。バスは流れの変化を利用し、流れのヨレや反転流に身を潜めて捕食します。ハイシーズンには常に新しい魚が供給されるため、何度も入り直すことがおすすめです。ルアーをアップクロスにキャストし、ドリフトさせながらヨレや反転流にルアーを入れるのがセオリーです。


ボートドック

シェードを求めてバスが入ることがあります。ボートを係留する杭には、バスがつきやすい傾向があります。通年を通してバスがつきます。注意すべき点は、ボートドック周辺には沈んだ船があります。根掛りしやすいポイントですが、バスがついている可能性が高いため、丹念に探ってみてください。


護岸

中規模以上の川では、下流部のほとんどが護岸化されています。コンクリート護岸そのものも、バスの着き場となります。


ワンド

流れが当たらないため、水通しが悪くて泥が溜まりやすいため、基本的に水深が浅く底質は硬くありません。これらはマイナス要素のように思えますが、例えば、メインチャンネルから悪い水が入ってきたとき、一番良い水が残りやすいため、魚たちが逃げる場所となります。本流が雨などの影響で激流になった場合は、特におすすめのポイントです。アフタースポーンの時期は、強すぎる流れを嫌い、この様なワンドに入ります。スポーニングエリアとしても有望です。流れがないためバスが卵を産み、守ることができる場所です。


レイダウン

河川では、流れの強弱があり、木などが流されて沈んだ木が多く見られます。これらの木は流動的で流されることもありますが、魚を集めるストラクチャーになる場合も多くおすすめです。


ヘラ台

ヘラ台やその周辺には、石の張り出しやオダなどの障害物があり、これらの場所はベイトが集まる場所になります。ヘラ台だけでなく、周辺にもバスがついてる可能性があります。


テトラ帯

テトラ帯は河川でバスがつく1級ポイントです。特に水深があるテトラ帯は高確率でバスを釣る事が可能です。


本流と支流が合流する場所

本流と支流からの流れがぶつかる場所は、ヨレや反転流ができやすくベイトのストック量が豊富です。中洲によってシャローフラットが形成される場所では、合流地点でフィーディング時に活発にボイルが起こります。水深が浅い場所には常にバスがいるわけではありませんが、時合になると一気に喰い気のあるバスが入ってきます。一度ボイルが起こった場所は何度もボイルが起こるので、タイミングを把握すると効率的に釣る事が可能です。


水門

定番ポイントの水門付近もフィーディングスポットとなりますが、流れが条件です。開いている水門を狙うのが効果的です。経験上、常時開いている水門よりも限定的に開放される水門の方が喰わせやすい場合があります。雨の前日に水門が開いているケースが多いため、天気予報も参考にして狙うのがおすすめです。また、雨中・雨後の濁流の本流では、水門周辺にベイトフィッシュとバスが集まり、爆発的に釣れる場合があります。


釣り方

川でのルアー釣りでは、ドリフトと呼ばれるテクニックが重要です。これは、ルアーを上流に向かってキャストし、流れに乗せてバスのいる場所に届ける方法です。川の流れがある場所では、バスは通常、上流に頭を向けています。そのため、上流から流れてくるエサを待ち構えています。ルアーを下流に投げて引いた場合、バスに気づいてもらえません。したがって、川のバス釣りで流れのあるポイントを攻める際には、上流に向かって投げることが基本です。これによって、自然なエサの流れを演出し、バスにアピールすることができます。


ルアー

ポイントを絞り込んだら、ベイトフィッシュの種類やサイズを調査しましょう。ルアーはベイトに合わせたシルエットが重要になります。ベイトそっくりなルアー以外でも釣果が得られることがありますが、違和感を少しでもなくすためには、喰っているエサとルアーのシルエットを合わせることがおすすめです。ベイトが豊富な状況では、チャートカラーのルアーや一回り大きなルアーを使用して目立たせることも効果的なテクニックになります。


時間

バスフィッシングに限らず、朝夕のタイミングは重要ですが、特に川バスでは顕著です。日中でも釣果を出せますが、フィーディングが集中するのは朝夕が多く、高水温期は朝、低水温期は夕方が狙い目です。そのため、朝夕にフィーディングスポットを回るようなスケジュールでランガンするのがおすすめです。




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まとめ

今回は、河川でバスを釣る方法をご紹介させて頂きました。