ヒラメをルアーで釣りたいと思っている人も多いのではないでしょうか。今回はヒラメを釣る代表的なルアーであるミノーについて種類、釣り方、人気おすすめ【ランキング】等をご紹介させて頂きます。ミノーは巻くと一定のレンジで泳ぎます。メタルジグ、ワーム、シンキングペンシル等と違い、浮き上がり過ぎることがないため何も考えず巻くだけで効率良く一定のレンジを探ることができます。
目次
種類
ヒラメを釣るミノーは大きく3種類に分けることができます。その特徴と使い方をご紹介させて頂きます。
画像 | 種類 | 用途 |
---|---|---|
フローティング | フローティングミノーは水より比重が軽いため浮きます。先端に付いてるリップの形状で潜る深さが決まっています。水深が浅いエリアで、波打ち際までアピール、根の上を通したい時等に有効です。 | |
シンキング | 水より比重が重いため放置すると徐々に沈ずみます。フローティングミノーと同じ場所で使います。風が強い、潮の流れが速い、飛距離がほしい時にフローティングミノーの代わりに使います。 | |
ヘビーシンキング | シンキングミノーよりさらに沈みます。潮の流れが速い、風が強い時に、シンキングミノーでも対応できない時に使います。水深が2m以上ある場合も有効です。 |
サイズ・重さ
フローティング・シンキング
70mm~200mm程度がヒラメ釣りには有効です。特に使いやすいのが100mm~160mmです。重さは20g~30gが使いやすく、サイズが大きいとアピール力が強くなります。120mm~140mm程度が最も扱いやすいサイズです。
ヘビーシンキング
ヘビーシンキングは重さもあるためサイズは90mm程度の小さいサイズをメインに使います。重さは30g~がメインになります。
ミノーの使い分け
使い分けとしては、水深2m程度でフローティング、シンキング、ヘビーシンキング、それ以上の水深の場合は、ヘビーシンキングを使います。
フローティングとシンキング
フローティングは、水深が2m程度で、海が穏やかな場合、シンキングは、同じ場所で波が高い、潮が速い、風が強い、飛距離が欲しい時に使います。同じ種類のルアーでフローティングとシンキングを使い分けます。頻度で言うと、凪の時が少ないためシンキングの方が多い感じです。同じ種類のルアーのフローティングとシンキングでは、フローティングの方が圧倒的に動きが良くなります。はじめはフローティングを使います。潮の流れ等によりレンジが合わない場合はシンキングに変えて対応します。フローティングの場合、ある速度でリトリーブすると潜る深さが決まります。ヒラメを釣る場合、ミノーを引く速度はそのルアーが最も良い動きをする速度です。この速度でルアーを引いたときに、異なるレンジを潜るルアー、例えば80cm、1m、1.5m潜るルアーでバリエーションを揃えます。風や潮の流れ等の影響でフローティングミノーで、想定していたレンジをトレースできない場合があります。この場合はシンキングミノーを使います。
シンキングミノーとヘビーシンキングミノー
ヘビーシンキングミノーはシンキングミノーより重くなります。水深2m程度で使う場合、重いため、カウントダウンの必要がほとんどありません。スローに引くとボトムについてしまいます。なので、シンキングミノーより手返し良く、早く巻きたい場合に使います。
アクション
- ただ巻
ただ巻
ミノーは、ほとんどの場合ただ巻釣ることができます。スピードを変えたり、流れの中をドリフトさせたり、ただ巻くという動作を工夫することが重要です。ただ巻くに加え、どのレンジを巻いているかを意識しながら巻くことが重要です。
フローティング・シンキング
ほとんどただ巻で釣ることができますが、ただ巻にすこしバリエーションを加えることで釣果があがることがあります。
- ただ巻+トゥイッチ
- ただ巻+ポーズ
- フォール+ただ巻
- ただ巻+フォール
ただ巻+トゥイッチ
ただ巻の後にトゥイッチを入れます。このタイミングでバイトがあります。ただ巻に反応しない場合は有効です。トゥイッチの大きさを比較的大きめにするとバイトがでます。
ただ巻+ポーズ
フローティングミノーを一定速度でリトリーブし、その後、ルアーを止め、ルアーが浮きはじめた時にバイトします。
フォール+ただ巻
シンキングミノーをフォールさせ、ボトムをとって巻きはじめます。この巻きはじめの時にバイトがでます。
ただ巻+フォール
シンキングミノーをただ巻してきて、途中でフォールさせます。フォールのタイミングでバイトがでます。
ヘビーシンキング
ヘビーシンキングは重いため、ただ巻に加えボトム付近でのリフト&フォールも有効です。イメージ的には、メタルジグでボトム付近をリフト&フォールさせるのと同じです。
【ミノー】人気おすすめ【ランキング】
フローティング・シンキング
Sasuke 120裂波 アムズデザイン(ima) |
|
名作中の名作。シャローのヒラメ釣りにはこれだけあれば対応できます。必ず釣果をもたらしてくれる最強のミノー。パイロットルアーとして一番最初に使うルアーで魚が居るか居ないか確認できます。巻き方はスローかデッドスローリトリーブで、表層への意識が高いヒラメを探します。反応がない場合はボトムをチェックするルアーへローテーションしていきます。 評価・評判・口コミ(インプレ)
|
|
サイレントアサシン シマノ(SHIMANO) | |
仕様 ヒラメ釣りに【Sasuke 120裂波】【熱砂 ヒラメミノーⅢ】とこれを使う人はかなり多いです。実際に良く釣れるます。長さは129、140が人気です。強烈な飛距離が魅力です。シマノ独自のAR-C重心移動システムによって、誰が投げてもあまり失敗なく姿勢をまっすぐ保ったまま飛んでいきます。すぐに廃版になってしまうシマノルアーにありながら、長期にわたって根強い人気を誇る完成度の高いルアーです。 評価・評判・口コミ(インプレ)
|
|
熱砂 ヒラメミノーⅢ シマノ(SHIMANO) |
|
このヒラメミノーⅢには、フローティングとシンキングの2種類ありますが、飛距離が出せるためシンキングを使用する場合が多いルアーです。公式データではフローティングに対し5.7m飛ぶようです。ヒラメ釣りの場合は特に飛距離が重要です。ヒラメミノーⅢには、AR-C TYPE VRシステムと呼ばれる重心移動システムになっていて、重量増による動きの悪さを低重心化することで克服しています。 評価・評判・口コミ(インプレ)
|
|
タイドミノースリム SLD デュオ(DUO) | |
タイドミノーSLDの意味は、スリム・ロング・ディスタンスの略です。飛びを最優先に開発されたミノーです。F(フローティング)は、元々はシーバス用として開発されたミノーで、オーソドックスなフローティングミノーでした。このミノーを飛ぶようにしたのでLD(ロングディスタンス)が付きました。サーフ、干潟、河川、磯等どこでも使えます。 評価・評判・口コミ(インプレ)
|
|
ブローウィン 165 スリム ブルーブルー(Blue Blue) | |
大きくて手を出しにくいと思われるかもしれませんが、ボディはスリムなので良く飛び、釣れます。リップが小さめなのでしっかりと水を噛むようにリトリーブするのがおすすめです。 評価・評判・口コミ(インプレ)
|
|
アスリートミノー SS12 ジャクソン(Jackson) |
|
あらゆる魚種をターゲットに捉え、攻略し、名作と謳わているルアーが【アスリート】シリーズです。初代から20年以上が経った今もなお安定した釣果をもたらしてくれます。 評価・評判・口コミ(インプレ)
|
|
ショアラインシャイナーZ バーティス140F SD ダイワ(DAIWA) |
|
アクションはゆったりとしており、大型ベイトの時に実績が高いルアーです。シンキングペンシルをアクションさせる様にスローに巻くのがコツです。バーティスシリーズの中で最も飛ぶSD(スロードライブ)。 評価・評判・口コミ(インプレ)
| |
X80 MAGUNUM Megabass(メガバス) |
|
バス釣りでX80を知らない人はいないというぐらいの名作ルアー、シーバス釣りでX80SWを知らない人はいないというX80のアップサイズモデルがこのX80マグナムです。小魚のような特徴的なボディー形状はサイズアップしてもそのままで、タイトローリングも健在です。引き抵抗もあり使いやすいルアーです。 評価・評判・口コミ(インプレ)
|
ヘビーシンキングミノー
スピンドリフト90HS シマノ(SHIMANO) |
|
サーフのヒラメアングラーで知らない人はいないであろう実績の高いルアーです。動きは結構な激しさで泳ぎ、その撹拌と周囲へ乱反射でアピールする優れたルアーです。広大なサーフで、その存在を魚にアピールし寄せる能力は群を抜いています。引き抵抗も良くて着低も分かりやすく、また、レンジキープが上手く出来てて使いやすい名作ルアーです。 評価・評判・口コミ(インプレ)
|
|
ビーチウォーカー ファルクラム デュオ(DUO) | |
激しくアクションし撹拌と周囲への乱反射でアピールするミノーです。スピンドリフトよりボディーの下側が平らでフォールの際に、水を受ることでフォールアクションを演出します。スピンドリフトより浮きやすいため、ストップを多めにしレンジキープするのがコツです。 評価・評判・口コミ(インプレ)
|
|
ハリバット90 メガバス(Megabass) | |
意外と飛んで良く釣れます。引き抵抗も最適でジャークするとイレギュラーな動きが独特で、他のルアーで反応がない時良く使います。 評価・評判・口コミ(インプレ)
|
|
Gコントロール ジャクソン(Jackson) | |
Gコントロールはベリー部分に設計したセカンドリップによりボディを浮き上がせる揚力を発生し、沈もうとする力を打ち消し低速リトリーブでのレスポンスを飛躍的に向上したモデルです。ただ巻くだけで釣ることができます。 評価・評判・口コミ(インプレ)
|
【シーバス】【ミノー】
ヒラメ専用ではありませんが、シーバスミノーでもヒラメは釣れます。シーバス用のミノーは、歴史も長く、バリエーションも豊富、比較的割安で名作が手に入ります。ベイトの状況に合わせて使い分けてみてください。
関連コンテンツ
【ヒラメ】が釣れる場所(ポイント)【全国(都道府県別)】
生息地【都道府県別】TOP 北海道 東北 [ 青森 | 岩手 | 宮城 | 秋田 | 山形 | 福島 ] 関東 [ 東京 | 神奈川 | 埼玉 | 千葉 | 茨城 | 栃木 | 群馬 | 山梨 ] 信越 [ 新潟 | 長野 ] 北陸 [ 富山 | 石川 | 福井 ] 東海 [ 愛知 | 岐阜 | 静岡 | 三重 ] 関西 [ 大阪 | 兵庫 | 京都 | 滋賀 | 奈良 | 和歌山 ] 中国 [ 鳥取 | 島根 | 岡山 | 広島 | 山口 ] 四国 [ 徳島 | 香川 | 愛媛 | 高知 ] 九州 [ 福岡 | 佐賀 | 長崎 | 熊本 | 大分 | 宮崎 | 鹿児島 ] 沖縄 [ 沖縄 ] |
ロッド リール ライン ショックリーダー |
||
まとめ
いかがでしたか。今回は、ヒラメを釣るミノーについてご紹介させて頂きました。ミノーは水深の浅い場所で圧倒的に威力を発揮します。是非、挑戦してみてください。