河口はヒラメを釣るの一級ポイントです。河口は、上流からプランクトンが流れ小さいベイトの餌が豊富ですこの小さいベイトを狙い多くのフィッシュイーターが集まります。また、雨の後には、河川の流れが速くなりベイトが流されてきます。このため、ヒラメをはじめとしたフィッシュイーターが集まります。今回は、河口でヒラメを釣る方法、時期、時間、おすすめのルアー等についてご紹介させて頂きます。
目次
河口でヒラメが釣れる理由
河口は川から流れ出すプランクトン、ベイトが溜まります。また、海から集まるベイトも豊富であるため、ヒラメ、シーバス、青物等、多くのフィッシュイーターが集まります。
ベイトの種類
早春から稚アユ、イワシ(シラス)、シロギス、秋になると、落ち鮎、シロギス、ハゼ等が居ます。また、この他にも一年中、ボラ、ウグイ、ヒイラギ等が居ます。ベイトの量が増える早春から初夏、秋以降は河口での釣りがおすすめです。
小規模な河川も有望
一級河川の大規模河川に対し、小規模な河川はドブ川のようになっていたり、水量が少ない河川もあります。このような河川でもベイトの集魚力は、その他何もないエリアに対しては有利になります。水が枯れていなければ、アユの遡上も起きます。また、雨が降った後は、ベイトも流れ落ちてきます。このような理由から、どんなに小さい河川でもヒラメ釣りの有望ポイントになる可能性があります。
時期
稚アユな等のベイトが集まる早春~初夏、ベイトサイズが大きくなり河口にベイトが集まる秋以降は河口に的を絞って釣りをした方が釣果を上げる可能性が高くなります。
時間
朝マズ目が圧倒的におすすめです。ヒラメの釣果はどんな時期でも朝マズまず目に集中します。暗い状態から薄暗くなり明るくなるった直後が特におすすめです。次に有望な時間は夕マズ目です。ただ、朝マズ目程地合いが続かない場合も多く地合いにならない場合もあります。
河川の選び方
- 水量の多い河川
- アユの遡上量が多い河川
水量の多い河川
水量が多ければプランクトンの量もそれに比例します。一級河川の河口は最もプランクトン、流れ落ちてくるベイトの量が多くなります。
アユの遡上量が多い河川
アユの遡上量が多い河川もヒラメが集まりやすい河口になります。ネット等で地域の河川がどの程度アユが遡上しているかを調べてみましょう。
河口のポイント選び
河口でのポイント選びは、ベイトがどこに付くかで狙う場所が変わります。流れに変化がある、流れが遅い場所が有望ポイントになります。
- 淡水と海水の境目
- 地形の変化があり流れに変化がある場所
- 流れがない場所
淡水と海水の境目
淡水が河口から流れ出ると海水と合流する場所があります。この様な淡水と海水の境目は、河川から落ちてくるプランクトン、小魚が溜まりやすい場所です。
地形の変化がある場所は水面に変化が現れます。この様な場所はヒラメがベイトを待ち伏せするのに好都合であるためヒラメが釣れる可能性が高くなります。
流れがない場所
泳力の弱いベイトはは、常に早い流れに居ることができません。そのため、比較的流れの弱い場所、流れのない場所に溜まります。河口の激流の近くにあるワンド等は比較的流れもなくベイトが溜まりやすい場所になります。
風
海水と淡水が混じりあう汽水域は向かい風の場合岸側に寄ります。逆に追い風の場合は沖側に寄ります。風の向きを考慮し海を観察すると境目を見つけることができます。向かい風の場合、河口の左右岸近くに海水が押しあてられるため比較的岸に近いポイントに境目が現れます。一方、向かい風の場合、河口から流れが一直線になる傾向があり、沖に流れだす流れの左右が淡水と海水の境目になります。上げ潮、下げ潮の場合も同じ傾向になります。
天候と水質
天候と水質の変化でヒラメが釣れる場所が変わります。
べた凪・澄み潮
べた凪や澄み潮の場合、ベイトはヒラメに発見されやすくなるため流れの中に身を隠す傾向があります。このためヒラメも流れの中でベイトを捕食します。
荒れ気味・濁り
海が荒れて濁りがある場合、ベイトの警戒心も薄れ広範囲に散らばります。この場合は、流れの外側でベイトを捕食します。
雨の後
雨の後は、河川から流れ落ちるプランクトン、ベイトの量が多くなります。大規模河川の場合、河口の濁りが取れるまでに時間がかかるため地合が継続しやすくなります。一方、小規模河川では、濁りが取れやすく地合いが継続し難い傾向があります。雨の後は、河川の規模に合わせて釣行するのがおすすめです。大規模河川は、雨の後数日間、小規模河川では、雨の後すぐに狙うのがおすすめです。
おすすめの【ルアー】
状況に合わせてルアーをローテーションしてください。風や潮の流れに影響されにくいという意味ではメタルジグです。
季節
春は、稚アユ、シラス等、小さいベイトを捕食しています。このため、比較的小さめのルアーが有効になる場合があります。
風
向かい風の場合、ルアーがヒラメの居るポイントに届きにくくなります。重くて良く飛ぶメタルジグ、バイブレーション等がおすすめです。
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まとめ
いかがでしたか。今回はヒラメを河口で釣る方法についてご紹介させて頂きました。是非以下の事を参考にしてみてください。
- 春・秋の朝マズ目は河口が有望
- 風、流れを考慮し海水と淡水の境目を探し狙う
- 風と水質の状況で投げる場所を変える