ブラックバスの種類

ブラックバスは、主に北アメリカ原産の淡水魚であり、世界中で導入されています。代表的なブラックバスの種類には以下のものがあります。

ブラックバスの種類

ラージマウスバス（Largemouth Bass）

アメリカ南東部原産で、最も一般的なブラックバスの種類です。大型の個体も存在し、スポーツフィッシングの対象魚として人気があります。

スモールマウスバス（Smallmouth Bass）

アメリカ北東部原産のブラックバスで、ラージマウスバスと比較するとやや小型ですが、引きの強さやジャンプ力などでスポーツフィッシングの対象魚としても人気があります。

ストライプドバス（Striped Bass）

アメリカ東海岸原産のブラックバスで、白身の美味しい食用魚として知られています。大型個体は200cm以上に成長することもあります。

スポットバス（Spotted Bass）

アメリカ南東部原産で、ラージマウスバスやスモールマウスバスとよく似た外見をしていますが、黒い斑点が特徴的です。

レッドアイドバス（Redeye Bass）

アメリカ南東部に生息するブラックバスで、体色は黒っぽい緑色や茶色で、目の周りが赤くなっていることが特徴的です。

その他

スパッテッドバス、ジェームズ川バス、ケンタッキーバス、フロリダバスなど、地域によって様々な種類のブラックバスが存在します。

日本に棲息するブラックバスの種類

ブラックバス（Largemouth Bass）

アメリカから日本に導入された最初のブラックバス種で、日本全国の湖沼や川で見られます。ラージマウスバスとも呼ばれます。

スモールマウスバス（Smallmouth Bass）

アメリカ西部原産のブラックバスで、日本には昭和50年代に導入されました。日本では、神奈川県や埼玉県など、一部の地域のみで釣ることができます。

スポットバス（Spotted Bass）

アメリカ南部原産のブラックバスで、日本には昭和60年代に導入されました。主に滋賀県の琵琶湖や湖北地方の一部のダム湖で見られます。

グアダルーペバス（Guadalupe Bass）

アメリカ南部テキサス州原産のブラックバスで、日本には平成初期に導入されました。主に関東地方の一部の河川で見られます。

スモールジョーズ（Small Jaws）

アメリカ原産のブラックバスで、日本には平成15年に導入されました。主に関西地方の一部のダム湖で見られます。

原産国のアメリカ以外でバスが棲息する国

ブラックバスは、アメリカ以外にも世界中の多くの国で導入され、野生化しています。代表的な国や地域を以下に挙げます。

オーストラリア

ブラックバスが導入されたのは、1960年代後半から1970年代前半のことです。現在、オーストラリアの南部から北部にかけて広く分布しています。

ニュージーランド

ブラックバスが導入されたのは、19世紀末から20世紀初頭のことです。ニュージーランド南島のオタゴ湖などに分布しています。

ヨーロッパ

ブラックバスが導入されたのは、19世紀中盤から後半のころで、イギリスをはじめとするヨーロッパ各地に広く分布しています。

南アフリカ共和国

ブラックバスが導入されたのは、19世紀後半のころです。現在、南アフリカ各地のダム湖や河川に分布しています。

アジア

ブラックバスが導入されたのは、20世紀に入ってからで、日本や中国、韓国、台湾、タイ、ベトナムなど、アジア各地で野生化しています。

まとめ

いかがでしたか。今回は、ブラックバスの種類をご紹介させて頂きました。