台風が通過している時はシーバスを釣る事は難しくなりますが、台風前後は、シーバスの活性があがり普段より良く釣れます。今回は、台風前後にシーバスを釣る方法をご紹介させて頂きます。
台風の時のシーバスについて
台風が近づくと、シーバスはベイトを荒食いする場合があります。台風が直撃している時は、ディープや漁港等に身を隠しますが、台風が直撃する直前は、良く釣れます。また、台風が通過し、濁りが取れはじめるタイミングで再度荒食いする場合があります。特に河川の河口部は、濁りにより、シーバスが他のベイトに警戒されにくくなるため、濁りの中で連発する事があります。台風が直撃している場合は危険であるため、台風前後に釣りをすることで、効率良く釣果を上げられる場合があります。
台風前
ウネリが入る前でも海の中のシーバスは、遠方の台風を感じてベイトを荒食いします。このため、普段よりシーバスが釣れやすい環境になります。
場所
漁港
漁港には、台風前になると小型のベイトが台風を感じて避難してきます。このベイトを狙いシーバス等のフィッシュイーターも集まります。また、台風になるとシーバスも荒れた海を避け漁港に避難してきます。特に外洋に面した漁港はシーバスが避難する場所として最適です。普段、近くのサーフ等でシーバスの釣果実績が高い場所がある場合は有望ポイントになります。
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ルアー
台風直前は、普段より活性が高くなるため、比較的多くのルアーに反応が良くなります。ベイトに合わせたルアーであれば、比較的簡単にシーバスを釣る事が可能です。ミノーやシンキングペンシルは特におすすめのルアーです。バイブレーション、スピンテールジグ、ワーム等でも釣る事は可能です。
時間
朝、夕マズメは期待できる時間です。夜間も同様に釣果を期待できます。
台風後
台風後は、河川の水が増水し、河口付近では濁りが発生します。この濁りが取れはじめる時にシーバスは荒食いします。台風により、海が荒れていた時は、漁港等に身を隠していたシーバスが、河口に集まり、上流から流れてくるベイトを捕食し始めます。
場所
河川の河口が有望ポイントです。河川の河口の濁りが少し取れはじめたタイミングでシーバスが荒食いをはじめます。濁りが少し無くなる事を確認して釣行する様にしてください。このタイミングは、マルスズキ以外に、ヒラスズキが釣れる場合があります。磯を好むヒラスズキですが、台風により水量が増えたタイミングで、河川の河口に集まる場合があります。ヒラセイゴ等が良く釣れる河口はヒラスズキが釣れる可能性が高い場所です。河口以外にも、堰の直下、流入河川の河口等も同様に釣れる場合があります。台風により、河川の環境が著しく変化するため、シーバスが最も釣れる環境です。
時間
朝、夕マズメ、夜は良く釣れますが、濁りがある場合は、昼間でも良く釣れます。
ルアーと釣り方
バイブレーション
水量が多いため、比較的質量が重いバイブレーションがおすすめです。濁りが酷い時はスローで誘ってもバイトします。濁りが取れはじめたタイミングでは、早巻にしか反応しなくなる場合があります。レンジは中層以下の深いレンジで比較的好反応を得る事ができます。反応が薄い場合は、表層付近も狙ってみる様にしてください。
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まとめ
いかがでしたか。今回は、台風前後にシーバスを釣る方法についてご紹介させて頂きました。シーバス釣りでハイシーズンの夏~秋にかけて変化を起こしてくれる台風は、水中の環境が劇的に変化するため、普段あまり釣れないシーバスも良く釣れる時合になります。是非、釣行してみてください。